JALカードがダイナースクラブカードを運営する三井住友トラストクラブ株式会社と提携する形で生まれたJALダイナースカード。
JALダイナースカードは、あくまでJALカードが運営するカードの1種類なためダイナースクラブカードとは少し異なるところがあります。
今回は、その違いの中からJALダイナースカードの年会費の観点からJALダイナースカードについてお話します。
果たしてJALダイナースカードは年会費分の価値はあるのでしょうか？
JALダイナースカードの年会費は高い？
画像引用元：JALカード公式サイト
結論から言うとJALダイナースカードの年会費は他のダイナースクラブカードと比較した場合割高になっています。
【JALダイナースカード年会費】
本会員：28,000円（税抜）
家族会員：9,000円（税抜）
こちらがJALダイナースカードの年会費ですが、最もポピュラーなダイナースクラブカードの年会費が22,000円（税抜）なのでそれと比べた場合、6,000円年会費が高いことになります。
なぜJALダイナースカードの年会費は高い？
なぜJALダイナースカードの年会費が高いかというとカードロゴをよーく見ていただくと分かるのですがJALダイナースカードには、JALカード CLUB-Aゴールドカードが組み込まれています。
要するにJALカード CLUB-Aゴールドカード＋ダイナースクラブカードの特典や優待サービスが利用できるため年会費が他のダイナースクラブカードより高いのです。
この2つのカードの特典と優待サービスが使えるクレジットカードはまさに現在発行されているクレジットカードの中でも最強クラスのクレジットカードと言えるでしょう。
JALダイナースカードの弱点？
しかしJALダイナースカードにも弱点があります。
それは決済から発生するのが全てJALマイルになってしまうことです。
運営会社が違うから当たり前と言ってしまえばそうなりますが、ダイナースクラブカードの場合決済時に有効期限がないリワードポイントが貯まります。
そのポイントを利用しダイナースクラブが運営するポイントモールにてダイナースクラブカードならでは特典に交換できます。
しかしJALダイナースカードから発生するJALマイルが利用できるのはJALマイレージバンクなため、JALマイレージバンク内でのやりとりになります。
またJALマイルは、マイル発生から3年間と有効期限があります。
その点同じ航空系のダイナースカードでもANAダイナースカードは決済時にリワードポイントが発生しそこからANAマイルへ移行するため有効期限なくマイルを利用できる点でANAダイナースカードの方が優れています。
