アメックスカードに並ぶ国際的に有名なハイステータスカード「ダイナースクラブカード」。
そのダイナースクラブカードには、JAL・ANAのマイルを貯めることができるJALダイナースカードとANAダイナースカードがあります。
これらのダイナースクラブカードは、年会費は高いもののマイルが非常に貯まりやすい特典が豊富且つダイナースクラブカード自体にも他のクレジットカードには付いていないような素晴らしい優待サービスが付いています。
今回はJALダイナースカートとANAダイナースカードを比較しながらどちらのカードがお得なのか解説していきます。
ダイナースクラブカードとは
ダイナースクラブカードは世界で最初のクレジットカードで現在はアメリカ合衆国を中心に全世界で展開するクレジットカードブランドです。
日本においては、三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブ株式会社がダイナースクラブに関する事業を行なっています。
アメックスカードに並び富裕層向けのハイステータスカードとして有名で、カード自体の特典で提携ホテルの部屋をグレードアップすることができるなどだれもが憧れるクレジットカードの1つと言っても過言でありません。
そのダイナースカードにはいつくかの種類がありますが、今回はJALダイナースカードとANAダイナースカードの絞りご紹介します。
JAL・ANAダイナースカード共通部分
利用限度額が高い
ダイナースクラブカードの利用限度額は他のクレジットカードとは比べるとかなり高いと言われています。(限度額は利用者の状況によって異なる)
そのためダイナースクラブカードなら限度額をあまり気にせず高額な買い物もできます。
ダイナースクラブカードの使える範囲について
ダイナースクラブカードは国内・海外でも基本的にどこでも利用できると言われていますが、世界トップブランドのVISAカード、Mastercardと比べると利用できる場所が少ないのが現実です。
そのためダイナースクラブカードを持つ場合は、別にVISAカードもしくはMastercardのクレジットカードを持っていると非常に安心できます。
魅力的なカード特典・優待サービス
ダイナースクラブカードの特典や優待サービスは、JALダイナースカード・ANAダイナースカードでも共通しているサービスが多いので、まずはダイナースクラブカードの魅力的な特典・優待サービスの一部をご紹介します。
国内・海外空港ラウンジが利用無料
航空系クレジットカードのハイグレードなカードには基本的についている国内空港中心としてラウンジ無料利用特典。
しかしダイナースクラブカードはそれらのカードのさらに上をいき国内の空港はもちらん海外の空港合わせて800以上の空港ラウンジが無料で利用できます。
最高1億円の海外旅行保険
海外旅行保険は最高1億円まで保証してくれます。
ダイナースクラブカードの海外旅行保険はアメックスカード以上と言われているので、現存するクレジットカードの中でも最も良い保証だと言っても過言ではありません。
海外・国内クラブズホテル
画像引用元:Booking.com-マンダリン オリエンタル 東京
ダイナースクラブカードと提携している海外・国内の高級ホテルにて素晴らしい優待サービスを受けることができます。
たとえば東京にあるマンダリン オリエンタル 東京ではアメリカン ブレックファストを2名分用意してくれます。
またホテルによっては宿泊する部屋のアップグレードも可能です!
ダイナースクラブカードを持っているだけでこのような優待サービスを受けられるのは非常に嬉しいですよね。
エグゼクティブ ダイニング
グルメも数多くの優待サービスがありますが、その中の1つエグゼクティブダイニングではダイナースクラブカードと提携しているレストランのコース料理が1名分無料になります。
JAL・ANAダイナースカードの違い
運営会社が異なる
JALダイナースカードとANAダイナースカードは運営会社が異なります。
JALダイナースカードは、JALカード。ANAダイナースカードはダイナースクラブカードを運営する三井住友トラストクラブ株式会社です。
この関係で最も異なるところ、それが決済時に貯まるマイルやポイントです。
マイルの貯まり方の違い
上記でご説明した通り運営会社が異なる関係でJALダイナースカード、ANAダイナースカードではマイルの貯まり方が異なります。
JALダイナースカード
JALダイナースカードの場合、フライトだけでなく買い物等の決済でもダイレクトにJALマイルとして貯まります。
そのためJALダイナースカードの場合、貯めたマイルはJALマイレージバンクで航空券や商品等に交換します。
ANAダイナースカード
一方でANAダイナースカードの場合、フライト等では直接ANAマイルとして貯まりますが、買い等の決済の場合はダイナースクラブカードのポイント(リワードポイント)として貯まり、その後任意でANAマイルへと移行する流れになります。(移行上限、費用無し)
そのためANAマイルはANAマイレージクラブで航空券や商品に交換でき、リワードポイントでANAマイルへ移行しないポイントは、ダイナースクラブカードのポイントモールでもさまざまな商品に交換可能です。
マイル有効期限
JALマイル、ANAマイル共にマイルの有効期限は発生後3年間です。
ただしANAダイナースカードの場合、決済等で貯めたリワードポイントには有効期限がないため、ポイント分は実質有効期限がないANAマイルとして保有できます。
JAL・ANAダイナースカードマイル特典まとめ
JALダイナースカード(CLUB-A ゴールドカード)
年会費:30,240円(税込)
- マイル有効期限:3年間
- 入会搭乗ボーナス:5000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス:2000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:25%
- ショッピングマイル100円で1マイル
ANAダイナースカード
年会費:27,000円(税抜)
- マイル有効期限:3年間(ただしポイント分は実質無期限のANAマイル)
- 入会ボーナスマイル:2000マイル
- 毎年継続マイル:2000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:25%
- ショッピングマイル:100円で1マイル
結論:ダイナースカードはANAダイナースカードがお得
ここまでJALダイナースカード・ANAダイナースカードについて詳しく解説してきました。
そしてどちらがお得なダイナースカードかと言うと、ポイント分を実質有効期限がないANAマイルできるANAダイナースカードの方がお得だと言えるでしょう。
またANAダイナースカードはキャンペーンの際に最大46,000マイルを手に入れることができるチャンスもあったりします。
その点でもANAダイナースカードが非常にお得です。
ダイナースクラブカードは間違いなく世界基準のハイステータスなクレジットカードなので、興味がある人は是非手にしてみてください。